ようこそ、
政治界隈へ。
主権者教育の拡充による未来の国づくり
「何に投票すればいいか分からない」。そんな220人の声から、高校生が政策を作りました。みんなと作った政策を、アイデアに留めず、総理大臣に届けたい。最優秀賞になると、総理大臣に政策を提言できます。
投票に行かないのではない。「分からない」から、動けない。
みんな「投票したい」。でも「選び方が分からない」。220人に聞いた調査で、はっきり出ました。
選挙権が18歳に引き下げられて10年。導入直後の2016年、18・19歳の投票率は46.78%と全体平均に近い水準でしたが、その後は下がり、20代と同じ水準に沈みました。制度だけ変えても、教育が伴わなければ続かない。この10年が、それを証明しています。
中高生220名に聞いた私たちの調査でも、同じことが数字で出ました。行く意思はあるのに、判断材料がない。
では、なぜ判断材料がないのか。学校で「選挙の仕組みを習った」人は 95.3%。一方で「模擬選挙や投票の体験をした」人は 36.3%、「意見が分かれるテーマについて話し合った」人は 48.4% にとどまります。制度は教えているが、判断を訓練していない。生徒は各党の違いを並べて比べる機会を持てないまま有権者になります。「どこも同じに感じる」という先輩の言葉は、ここから生まれていました。
投票率の低さは「政治に関心がない」のではなく、「分からないから動けない」という Help の表明だと私たちは考えます。
対立を「避ける」から、対立を「フェアに示す」へ。
対立を隠すのではなく、対立のままフェアに見せる。それがこの政策の考え方です。
1950年代の偏向教育論争以来、「政治的中立」は「対立を避けること」と理解され、先生は政治的な話題に踏み込むのをためらってきました。その結果、学校で政治は「タブー」になり、政治教育は止まったままでした。
ドイツの学校には50年前から「社会で意見が分かれていることは、授業でも意見が分かれたまま見せる」という約束ごとがあります。スウェーデンでは本番の選挙にあわせ、全国の高校の半数以上が「学校選挙」に参加しています。
私たちは、日本の「中立性=対立の排除」という発想そのものが政治教育を停滞させ、若者の低投票率を生んでいると考えました。この転換により、先生は一人で公平性を判断する重荷から解放されます。全国共通の基準と教材があれば、争点を扱うことは特別なことではなくなる。生徒は各党の立場を同じ形式で並べて見比べ、自分の考えとその理由を言葉にする訓練を積めます。
一人ひとりが自らの判断基準を持って投票所へ向かい、対立点を理解したうえでの建設的な議論が根付いた社会。投票率という数字を上げること自体が目的ではありません。判断基準を持った世代が有権者になったとき、結果として投票率は上がる。強い感情を持つ人だけが投票所に向かうのではなく、あらゆる層が自らの判断で参加する。そのとき初めて、いまの民意が正しく反映された政治が実現すると考えています。
新しい組織、「主権者教育委員会」。
提案は、この組織を国に作ること。ポイントは3つです。
「主権者教育委員会設置法案」。目的・組織・権限・財務まで、実際の法律と同じ構成で5ページ。提案を"言いっぱなし"にしないために。
法案を読む(PDF)本物の投票用紙で、本物の選挙にあわせて。
委員会がやることは、この5つです。
先生ひとりの頑張りに頼らず、全国どこでも同じ質の主権者教育が受けられるように。5つの柱です。
政策を書くだけでなく、作りました。
その中心が、このアプリ「まなvote」。ゲームで政治を学べます。いま、誰でも使えます。
学校に配られている1人1台のタブレットで、学校選挙や公民の授業の教材として使うことを想定しています。ハードは既にあるぶん、予算を中身(コンテンツ)に集中できます。
- 学まなぶ政治史・国政の仕組み・イデオロギーの形成背景・時事を、短いレッスンで。単語帳、飛び級テスト、連続記録。間違えた問題は「にがてノート」へ。
- 見みつける政党の発信と争点の中立解説を、公平な順序で並べるタイムライン。各党の立場は必ず併記。「人」ではなく「法案」を推す設計で、特定政党の支持につながらないようにしています。
- 国国会へ ── 議員生活3Dで再現した永田町を、一年生議員として歩く。法案が委員会から本会議、参議院を経て暮らしに届くまでを体験し、学びカードを集めます。
- 地地元・どんぐりリーグ自分の自治体の情報と、週ごとのXPで競うリーグ。毎日の1歩を続ける仕掛けです。



画面デザイン(実際のアプリは manavote.jp で触れます)
中立性は、機械でも見張っています
57人が実際に使って、効果を確かめた。
57人に実際に使ってもらって、アンケートで確かめました。
2026年8月12〜13日、まなvoteを使う前と使った後にアンケートを行いました。使う前に195人、使った後に62人が回答し、前後の答えを同じ人どうしで突き合わせられたのは57人(高校生53名・成人4名)です。
「政治のしくみをだいたい理解している」と答えた人は、使う前の49.1%から、使った後は64.9%に増えました(57人)。使う前に「理解していない」と答えていた29人では、28人が「知識が身につく」、25人が「政治への関心が高まった」と答えています。効果は、政治や選挙のしくみをまだ知らない層、つまりいちばん届けたかった層に集中して現れました。すでに詳しい人をさらに伸ばすのではなく、分からない人を底上げする。この政策が目指す向きと、結果の向きが一致しています。
使った後も回答した57人と、使う前だけ回答した137人とで、使う前の理解度に差はありませんでした。「もともと関心の高い人だけが残った」のではありません。
今回は使った直後に聞きました。次は、使わなかった人との比較と、時間をおいてからの再調査で、効果が続くことを確かめます。利用者から出た「何に賛成・反対すればいいか分からない」という声には、次の改修で応えます。
調査の報告書を読む(PDF・7ページ)提案して、作って、試して、全国の舞台へ。
審査で聞かれたこと、よく聞かれること。
この政策を立案するにあたり、香川県知事の池田豊人氏、衆議院議員の平井卓也氏・小川淳也氏・玉木雄一郎氏の4名に直接お話を伺い、いただいたご助言をもとに改善を重ねました。その過程で磨かれた答えです。
Qなぜ新しい組織が必要なのですか?+
Qなぜ「三条委員会」という重い形式なのですか?+
Q国家による思想統制につながりませんか?+
Qいくらかかるのですか?+
Q本当に投票率は上がるのですか?+
Q先生の負担が増えるだけでは?+
Qアプリの中立性はどう守るのですか?+
Q高校生の理想論ではありませんか?+
このアイデアを、実際の政治に反映させたい。
結果は惜しくも副会頭賞(2位)。ここまで支えてくださった皆さん、アンケートにご協力いただいた皆さんに、改めてお礼申し上げます。国民投票で最も得票の多いチームが最優秀賞に輝き、最優秀賞を受賞すると、総理大臣に政策提言ができます。皆さんと作り上げたこの政策を、ただのアイデアに留めず、実際の政治に反映したい。最後の最後、皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
LINEから国民投票に一票を入れる
最多得票のチームが最優秀賞。最優秀賞のチームは、総理大臣に政策提言ができます。チーム「一票打線」に、あなたの一票を。
SNSでシェアする
このページを知り合いに届けてください。文面はそのまま使えます。一票は、誘われて初めて入れる人がほとんどです。X用・LINE用・Instagram用の文面は下のテンプレート集に、ストーリー・投稿用の画像と動画は資料の章にあります。
ポスターを、貼ってください。
1枚でも、10枚でも。教室・部室・塾・部活の連絡板・行きつけのお店・地域の掲示板。人の目に入る場所ほど効きます。ポスターのQRから、このHP(政策の中身と投票の入口)へ来られます。印刷も掲示も許可はいりません(お店や施設の掲示板は、その場所の許可をお取りください)。
クラウドファンディングで支える
アプリの運用と改善、周知活動を CAMPFIRE で支援していただけます。何に使うか、支援で何が起きるかは、次の章で詳しく書きました。
シェア用テンプレート集
必要な情報と、この政策にかける思いだけを入れた文です。あいさつや一言は、自分の言葉で足してください。「コピー」を押すと文面がコピーされます。
2つ目の一票。支援で、まなvote を止めない。
まなvote は高校生チームが自分たちで開発し、いま公開中です。公開している限り、サーバーとドメインの費用がかかります。効果検証では「判断材料の提示」という改修課題も見つかりました。支援は、このアプリを止めずに育て続けるための費用になります。政策の実証を続けること自体が、「高校生の提案でもここまでできる」という何よりの説得力になります。
支援金の使いみち(目標 40万円)
支援の選択肢
金額を選ぶと、お礼として次のものが届きます。「応援のみ(お礼の品なし)」も選べます。
左の数字が、いまの状況です。最初の支援者になってもらえたら、それが次の人の背中を押します。金額より、人数が力になります。
CAMPFIREで支援するプロジェクト名:「四国地区代表として挑む。高校生が開発する主権者教育アプリ『まなvote』」
作ったものは、全部読めます。
政策概要書
背景・目指す社会・実現の方法を2ページに。この政策の全体像がいちばん早く分かります。
ひらく政策シート
政策甲子園の様式で書いた政策シート。概要・背景・実現する社会・財源・参考文献。
ひらく発表スライド(全国大会版)
全国大会で使った発表資料そのもの。Wi-Fi環境でどうぞ。
ひらく主権者教育委員会設置法案
提案を条文の形にした設置法案。目的・組織・権限・財務。
ひらく効果検証の報告書
使う前と使った後で理解度がどう変わったか。くわしい数字と結論まで。
ひらくまなvote(本体)
提案の事業②そのもの。ホーム画面に追加するとアプリとして使えます。
manavote.jpポスター
「高校生の本気に、一票を。」QR入り。画像で欲しい人は、応援の章の「画像で保存」から。
ひらくSNSでシェアするときの画像・動画
そのまま自分のストーリーや投稿に使えます。見た目は4種類、タブで選んでください。ストーリー画像の「▼▼▼」の下はわざと空けてあるので、そこにリンクスタンプ(リンク先はこのHP)を置いてください。文面はテンプレート集から。
高校生の本気に、一票を。(ポスター柄)
画像を保存結果報告+投票の案内
画像を保存投票のお願い
画像を保存HPができました
画像を保存結果+投票のやり方+QR
画像を保存投票のお願い+やり方
画像を保存高校生の政策が、総理大臣に届くかもしれない
動画を保存参考文献(政策シートより)
- 総務省「よくわかる投票率」(総務省 選挙部, 2026年)
- 総務省「令和6年版 情報通信白書」(能登半島地震における偽情報の拡散状況等)
- 公益財団法人 明るい選挙推進協会 公式サイト(事業内容・財源)
- 総務省 主権者教育・選挙啓発関連資料
- 近藤孝弘「ドイツの政治教育における政治的中立性の考え方」(総務省, 2011年)
- 渡辺博明「スウェーデンの主権者教育と政治参加」(SYNODOS, 2019年)
- 連邦政治教育センター(BpB)設置法第6条:理事会による政治的均衡のコントロール
- ジュニア選挙(Juniorwahl)関連報道(Kumulus e.V. 主催の学校模擬選挙)
- 政党助成法に基づく政党交付金(総務省)